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フィリピン親子留学 第四弾! <授業編>
しばらく期間があいてしまい、またまた記憶が・・・消滅寸前です。
昨日の「ためしてガッテン」でアルツハイマーも糖尿病も炭水化物の食べ過ぎが問題とか・・・・食生活改善して記憶力をアップさせねば
今日はCPILSの授業について書きます。
親子留学でのCPILSの基本パターンは親と子がそれぞれ90分授業を4コマ(金曜日だけ、1コマ60分)で、そのうち1コマは親子一緒のレッスンで、一人の教師対親子になります。ほかに子供も大人も1:1のレッスンが2コマ、1:4もしくは1:8のグループレッスンが1コマです。
90分の1:1レッスン
90分の1対1は、英語を理解できていない幼児、小学生中学年ぐらいの子供には、無理がある気がしました。他の保護者の方々からお子さんが泣き出してしまったとか、講師からも担当している生徒が泣いてしまったという話をよく聞きました。
自分がわからない言葉を一方的に話されること、自分の言いたいことを言えないことへのストレスがたまって泣いてしまうのは十分理解できますね。大人でも辛い状況ですから。
泣き止まないと講師はお手上げ状態でママのところにSOSがいくわけですが、ママも自分のレッスンはできなくなってしまうし、困ってしまいますね。
アイリンは3歳ぐらいから私からの英語の声かけをしていたので、相手の言っていることは大体理解できるようで、90分の個人レッスンも楽しく過ごしていたようです。相手の英語をある程度理解できていれば子供でも乗り切れると思いますが、英語の音に慣れていないお子さんを1対1の90分授業に入れるのは、無理があるように思います。
子供が自分の言葉を理解できない場合、講師は子供にぬりえをさせるか、折り紙を折らせるとかしながらの消化授業になってしまいます。
講師の力量についても1対1の講師は大学を出たばかりで本職を得るまでのつなぎの場合が多いので、それほど期待できません。でも皆さん学生時代はとても優秀な人ばかりのようです。発音も一部の単語がフィリピン訛りの人がいましたが、全体に綺麗でした。
英語ネイティヴの発音にこだわる方もいると思いますが、今はglobal Englishの時代ですから、AmericanとかBritishとかにこだわっていても意味がないと思います。どんな英語も受け入れて、慣れていくのが大切だと思います。
お子さんが1対1の個人レッスンが無理そうであれば、早めにstudent coordinatorに相談をして、グループレッスンに変更してもらうなど、お子さんの負担を減らす対応が必要ですね。
グループレッスンで年齢の近いクラスであれば、自分へのプレッシャーも少なくなりますし、いろいろなゲームもできますから、レッスン自体は一人のときより断然楽しくなりますね。
幼児・小学生にも書かせる指導
日本では幼児・小学生にはwritingの指導は積極的に行いませんが、CPILSでは、たとえ幼児でも読み・書き・聞く・話す の4技能を伸ばすことを指導方針にしているようでした。授業ごとに何かしらhomeworkが出されるのですが、3歳児の場合も単語をなぞったりするなど書かせる内容でした。幼児も大人も4技能をバランスよく伸ばすことを狙っているようです。とはいえまだアルファベットも理解できず発音できない単語を書いても、どの程度効果があるかは疑問でしたが。
アイリンの場合は、今まで書かせることをほとんどしてこなかったので、スペルがめちゃくちゃなのが判明しました。自分で言える言葉は文字に落として書かせる練習もすすめていく必要性を感じました。くもん英語をやっていたときは、プリント主体だったので書くことはすごく多かったのですが、今はskypeでテキストを使ったオンラインレッスンが中心なので、書くということが疎かになっています。漢字と同じで正確に書く癖をつけておかないといけませんね
四線の英語ノート
びっくりしたのは、娘に持たせた四線の英語ノート(8行)の使い方です。
文字を正確に書いて欲しいので大きめのノートを使わせていたのですが、講師の先生からこんなに大きな字で書いてはダメだと言われ、四線の中のそれぞれの行に文字を入れて書くように指導されたそうです。ただでさえ文字がいい加減なのにこれでは、逆効果な気がしました。
でも別の視点で考えてみると、たしかに四線上にそって書くよりもノートは4倍長持ちしますし、やたら大きな字を書くのはフィリピンの人から見れば、おかしいことなのでしょうね。
子供のグループレッスン
アイリンのグループレッスンでは、帰国する子供たちのために、その都度、先生がお菓子やスナックを持ってきてくれて、パーティタイムになっていたらしく、フィリピンのいろいろな味を楽しんでいました。先生もお菓子好きらしく、体格もご立派でした 2週間そこらで英語力がさほど伸びるわけはないので、英語の勉強云々よりも体験重視の心に残る授業の方が子供のためになりますね。食文化体験、万歳 先生ありがとう
親子レッスン
講師対親子のレッスンでは、最初に親向けの授業か、子供向けの授業にするか先生に聞かれました。もともとアイリンに英語に接する機会を持たせるのが今回の留学の目的だったので、子供向けの授業をお願いしました。
アイリンは夏休みの自由研究をフィリピン研究にしていたので、先生にいろいろインタビューしてネタを集めるのが当面の課題でした。とはいえアイリンはWhat is your favorite food? とかWhat is your favorite fruit? など、ワンパターンの質問が終わると、あとは全部私まかせになってしまいましたが・・・。親が一緒だと自分で英語を話す努力がまったくなくなってしまいました。まぁ、90分x4コマの英語授業で子供も疲れているでしょうから、親子レッスンは息抜き程度に考えてもいいのかも知れませんね。わりきって、子供主体ではなく親主体でもいい気がします。
私たちの親子レッスンはフィリピン研究が目的だったので、フィリピンの食生活とかめずらしい食べ物とか、いろいろ質問しながらのレッスンになりました。
アイリンが他の先生から聞いてきた「Balot」に興味深々で、それはそれはしつこく聞いたもので、とうとう先生が最後の日に教室に持ってきてくれて中身を見せてくれました。
Balotは、アヒルの卵なのですが、孵化直前のものをゆでているので、アヒルの雛の目とか髪とか嘴とか足などまるごと見えたまま食べるので気味悪いのです。アメリカの世界のゲテモノ食番組でも紹介されていたらしいです。フィリピン人でも気味悪がって食べない人もいるらしいですが、先生のだんな様は大好物らしいです。16日とか18日とか何日目の卵とか人によって好き好きがあるので、指定して買うそうです。卵を割ったときにでてくるスープも美味しいし、黄色い部分も美味らしいです。特に男性には精力剤として好まれるそうです。値段は1個8ペソぐらいらしいです。
中身は本当に雛の形がわかって、衝撃的でした。こんどフィリピンに行く予定の方、挑戦する勇気がある方はぜひトライしてみてくださいね。本当にとても美味しいらしいです。
まぁそんなこんなで私たちの親子レッスンはフィリピン研究で終わりました。
アイリンは、それはそれはリラックスしまくりで、授業中3回も4回もトイレ退出していたもので、私と先生は雑談タイムでした。あそこのトレイは蟻がたくさんいるから、遠いトイレまで行ってきたとか、まぁ好き勝手ばかりしてました
フィリピン人の食生活はお米と魚が中心だと聞いたのに、CPILSの食事は毎日肉ばかりなのが不思議でしたね。CPILSで魚食べた記憶がほとんどありません。
担当の先生は、受け持っている子供たちが泣いてしまって授業にならない子ばかりでクラス変更が続いたものだから、上の人にマークされてしまったらしく、最後の方は advisorが授業内容をのぞきに来ることになったらしく、ちょっとびくびくしていましたね。
お友達のRちゃんは、水着を服の下に着ていたものだから、まだ授業中にもかかわらず、プールに行こうと教室を飛び出しそうになって、止めるのが大変だったとか・・・。3歳の男の子が突然泣き出してしまって泣き止まないから困ったとか、講師の先生もいろいろ苦労されたようです。
お気に入りの先生
私たち親子共通で1:1レッスンの先生になってくれたJ先生。実は看護士志望ですが、とても教育熱心で英語講師である私もいろいろ勉強させられました。
その先生はアイリンのクラスでは、アイリンが CarpentersのTop of the Worldをなんとなく歌えるのを知ると、早速、次の授業ではCDと歌詞カードを用意してくれて一緒に練習したそうです。
私のレッスンでも、新聞記事を読む練習をしたいという私の要望に応じて新聞を用意してくれたり、英語の文法用語に慣れていない私にgrammar教材をくれたり、最後の修了テストを手作りしてくれたり・・・。
授業中のテストも先生の手作りだし、きちんとレッスンの計画を立てて生徒それぞれに合った教材を作ってくれるところが他の先生と比べて抜きん出ていました。聞いてみると、その先生のお母様も英語講師で外国にいるとか・・・。きっとお母様も優秀な英語教師なのでしょう。
これは、先生から認定式のときにもらったメッセージカードです。
ここでも手作り感いっぱい。素敵な先生に出会えてよかったです。
しかも、留学中に誕生日を迎えた私は、8月9日にもバースデイカードをいただいておりました。
Happy birthday to you の音楽が鳴るカードです。
Thank you very much!
Birthday Cake
誕生日にもう一人の個人レッスンの先生からも素敵なプレゼントを頂きました。
これまたビックリ。Happy Birthdayと書いてある小さな丸いミニケーキです。Thank you, P先生! 週末に宿泊したシャングリラでアイリンが全部平らげました。
この先生が話してくれるいろいろなお話が面白くて、いつも笑ってばかりでした。
個人レッスンで楽しかったこと
私個人は、英語の勉強というよりフィリピンでの生活感あふれる話を聞くのが面白かったですね。普段はCPILSに缶詰で外の世界を見られなかったから余計にそうだった気がします。先生から聞いた話、いくつかご紹介しますね。
Gecko(ヤモリ)の話
教室付近でよく10cmぐらいのlizardを見かけたのですが、それよりも20cmくらい大きいgeckoは、自然の多いところにいるそうです。これはよく飛び跳ねるので、いきなり顔にgeckoが飛びついてくることも。それも粘着力が強いのでなかなかはがせないそう。
そのgeckoは薬の材料になるらしく、中国人などは捕獲して商売の材料にしているらしいです。キロ単位なら、高く買ってもらえるそうです。
鳴き声は、トッコ、トッコ・・・という感じで、現地ではTUKOと呼ばれているそう。
私たちが花びらで花占いをするのと同じように、その鳴き声の回数で好きな人との相性を占ったりするそうです。なんだか楽しいですね。一度もお目にかからなかったのが残念。
子供の遊びはspider
日本ではカブトムシなどを戦わせて遊んだりしますが、フィリピンでは自分のspiderを戦わせて遊ぶのが主流らしいです。子供たちはお小遣いを貯めて強いspiderを買ったりするそうです。うーん、見たかったな。spider戦!
ここでも人気な韓国ドラマ
人気のあるドラマは家族で見たりするらしいのですが、ドラマは毎回前回までの分が再放送されて、最後に新しい部分が放送されるらしいです。一般的なフィリピンのドラマはほとんどhappy endingだそうです。でも最近は、紆余曲折あって話の展開が過激な韓国ドラマがすごい人気らしいですよ。テレビ放送の録画は一般的ではないらしく、みんなテレビの前で何時間も過ごすのだそうです。
私のグループレッスン
1対4のレッスンで、最初の週は大企業の管理職らしい日本人の年配の男性がいい味出してくれました。ここで3ヶ月ぐらい過ごされたようです。月単位で在籍されている生徒さんは、テストの結果で自分のレベルが向上していくのが見えていいですね。日本人に独特の英語で表現するのがあまり得意でない様子が見受けられましたが、ニコッと笑顔でシニカルな表現がspiceのようで授業が楽しくなりました。
韓国人学生も二人いました。一人はすごい勉強家で、英文を読むのも作業をするのも早くてとても優秀な好青年でした。もうひとりは、彼とは対照的で9時35分の授業は朝早すぎてなかなか出られないそうで、めったにクラスには参加しない青年でした。たまに現れることもありましたが、あまり勉強は好きでないらしく文章作りに苦労していました。
2週目になると、日本人男性は帰国されて、かわりに台湾人男性が入ってきました。日本企業に務めていた経験があるらしく、とてもフレンドリーな男性でした。
私が苦労したのは、皆さんの英語が聞き取れないことです。普段、ネイティブ音の良い発音だけを聞いているので、生徒のみなさんの発音が最初はまったく理解できませんでした。2週目ぐらいになってようやく耳が慣れてきて言いたいことが理解できるようになりました。どんな英語も聞き取れる耳を作らないとダメですね。まだまだ修行が足りません
二週間目は実際の担当講師がお休みで、新しい先生の代休がほとんどでした。その代休の先生の表情や反応がいつもおかしくてツボにはいり、私はつい笑ってしまうことばかりでした
誰が先生かわかりますか?
答えは、青いポロシャツの人です。
1対1もいいですが、やはりグループレッスンはメンバー全員の個性とみなさんの発言の相乗効果で話が盛り上がったり・・・・いろいろ刺激があって面白いですね。自分の英語教室でも子供たちがグループレッスンの方が楽しそうにしている理由がわかりました。楽しいグループレッスンの中でも、一人ひとりをきちんと指導して、それぞれの力を伸ばしてあげられるレッスンが理想ですね
リスニングクラス
リスニングクラスは1週間単位の受講で、受付は毎週金曜日なので、二週間の留学期間だった私はたったの1週間しか受講できませんでした。レベル別になっていて、CDを聴きながら、教材の質問に回答していき、最後は全体のディクテーションという流れでした。次々と先生に当てられる授業は、大学以来だったので、なんとなく懐かしい気分になりました。
無料なので、4コマ終わった後の16:20〜18:50までの授業です。エネルギーが残っていれば参加をおすすめします。
留学期間が3週間以上だとSpeech Improvementのクラスも申込みできるようです。
認定式
帰国前の最後の授業の後、認定式というセレモニーが行われて、数名の生徒が代表してスピーチなどを披露します。大人から学生、子供まで年齢層ごとにあらかじめ選ばれていたようです。スピーチの後、CPILSの責任者のお話があって、一人ひとりに認定書が授与されます。
お子さん二人と4週間の親子留学をされていたママさんのスピーチがとても上手で印象に残りました。4週間一生懸命英語を勉強して、以前は考えながら話していた英語が、今では自分の考えが思考と同時に出てくるようになったそうです。CPLISをとことん利用して楽しみながら頑張ってこられたのが伝わりました。4週間でしっかり実力をつけて自信に満ち溢れていました。大切なのは、期間云々よりも結局はその人の取り組み方なのですよね
かくいう私自身は、特に自分や娘の英語力が伸びたという実感は持てませんでしたが、ここでの生活の区切りとして認定式は記念になりました。
私もいつかじっくり3ヶ月ぐらい英語と真剣に向き合って学んでみたいなぁ。アイリンが高校を卒業した頃なら私が家を3ヶ月ぐらい留守にしても大丈夫かなぁ? あと10年というと私は何歳? とりあえず、その頃まで健康で生きていられたらの話ですが・・・
第五弾は週末を過ごしたホテルなどのことを書きますね。それで最終編にしようと思います。もう少しお付き合いくださいね。
See you soon!
昨日の「ためしてガッテン」でアルツハイマーも糖尿病も炭水化物の食べ過ぎが問題とか・・・・食生活改善して記憶力をアップさせねば
今日はCPILSの授業について書きます。
親子留学でのCPILSの基本パターンは親と子がそれぞれ90分授業を4コマ(金曜日だけ、1コマ60分)で、そのうち1コマは親子一緒のレッスンで、一人の教師対親子になります。ほかに子供も大人も1:1のレッスンが2コマ、1:4もしくは1:8のグループレッスンが1コマです。
90分の1:1レッスン
90分の1対1は、英語を理解できていない幼児、小学生中学年ぐらいの子供には、無理がある気がしました。他の保護者の方々からお子さんが泣き出してしまったとか、講師からも担当している生徒が泣いてしまったという話をよく聞きました。
自分がわからない言葉を一方的に話されること、自分の言いたいことを言えないことへのストレスがたまって泣いてしまうのは十分理解できますね。大人でも辛い状況ですから。
泣き止まないと講師はお手上げ状態でママのところにSOSがいくわけですが、ママも自分のレッスンはできなくなってしまうし、困ってしまいますね。
アイリンは3歳ぐらいから私からの英語の声かけをしていたので、相手の言っていることは大体理解できるようで、90分の個人レッスンも楽しく過ごしていたようです。相手の英語をある程度理解できていれば子供でも乗り切れると思いますが、英語の音に慣れていないお子さんを1対1の90分授業に入れるのは、無理があるように思います。
子供が自分の言葉を理解できない場合、講師は子供にぬりえをさせるか、折り紙を折らせるとかしながらの消化授業になってしまいます。
講師の力量についても1対1の講師は大学を出たばかりで本職を得るまでのつなぎの場合が多いので、それほど期待できません。でも皆さん学生時代はとても優秀な人ばかりのようです。発音も一部の単語がフィリピン訛りの人がいましたが、全体に綺麗でした。
英語ネイティヴの発音にこだわる方もいると思いますが、今はglobal Englishの時代ですから、AmericanとかBritishとかにこだわっていても意味がないと思います。どんな英語も受け入れて、慣れていくのが大切だと思います。
お子さんが1対1の個人レッスンが無理そうであれば、早めにstudent coordinatorに相談をして、グループレッスンに変更してもらうなど、お子さんの負担を減らす対応が必要ですね。
グループレッスンで年齢の近いクラスであれば、自分へのプレッシャーも少なくなりますし、いろいろなゲームもできますから、レッスン自体は一人のときより断然楽しくなりますね。
幼児・小学生にも書かせる指導
日本では幼児・小学生にはwritingの指導は積極的に行いませんが、CPILSでは、たとえ幼児でも読み・書き・聞く・話す の4技能を伸ばすことを指導方針にしているようでした。授業ごとに何かしらhomeworkが出されるのですが、3歳児の場合も単語をなぞったりするなど書かせる内容でした。幼児も大人も4技能をバランスよく伸ばすことを狙っているようです。とはいえまだアルファベットも理解できず発音できない単語を書いても、どの程度効果があるかは疑問でしたが。
アイリンの場合は、今まで書かせることをほとんどしてこなかったので、スペルがめちゃくちゃなのが判明しました。自分で言える言葉は文字に落として書かせる練習もすすめていく必要性を感じました。くもん英語をやっていたときは、プリント主体だったので書くことはすごく多かったのですが、今はskypeでテキストを使ったオンラインレッスンが中心なので、書くということが疎かになっています。漢字と同じで正確に書く癖をつけておかないといけませんね
四線の英語ノート
びっくりしたのは、娘に持たせた四線の英語ノート(8行)の使い方です。
文字を正確に書いて欲しいので大きめのノートを使わせていたのですが、講師の先生からこんなに大きな字で書いてはダメだと言われ、四線の中のそれぞれの行に文字を入れて書くように指導されたそうです。ただでさえ文字がいい加減なのにこれでは、逆効果な気がしました。
でも別の視点で考えてみると、たしかに四線上にそって書くよりもノートは4倍長持ちしますし、やたら大きな字を書くのはフィリピンの人から見れば、おかしいことなのでしょうね。
子供のグループレッスン
アイリンのグループレッスンでは、帰国する子供たちのために、その都度、先生がお菓子やスナックを持ってきてくれて、パーティタイムになっていたらしく、フィリピンのいろいろな味を楽しんでいました。先生もお菓子好きらしく、体格もご立派でした 2週間そこらで英語力がさほど伸びるわけはないので、英語の勉強云々よりも体験重視の心に残る授業の方が子供のためになりますね。食文化体験、万歳 先生ありがとう
親子レッスン
講師対親子のレッスンでは、最初に親向けの授業か、子供向けの授業にするか先生に聞かれました。もともとアイリンに英語に接する機会を持たせるのが今回の留学の目的だったので、子供向けの授業をお願いしました。
アイリンは夏休みの自由研究をフィリピン研究にしていたので、先生にいろいろインタビューしてネタを集めるのが当面の課題でした。とはいえアイリンはWhat is your favorite food? とかWhat is your favorite fruit? など、ワンパターンの質問が終わると、あとは全部私まかせになってしまいましたが・・・。親が一緒だと自分で英語を話す努力がまったくなくなってしまいました。まぁ、90分x4コマの英語授業で子供も疲れているでしょうから、親子レッスンは息抜き程度に考えてもいいのかも知れませんね。わりきって、子供主体ではなく親主体でもいい気がします。
私たちの親子レッスンはフィリピン研究が目的だったので、フィリピンの食生活とかめずらしい食べ物とか、いろいろ質問しながらのレッスンになりました。
アイリンが他の先生から聞いてきた「Balot」に興味深々で、それはそれはしつこく聞いたもので、とうとう先生が最後の日に教室に持ってきてくれて中身を見せてくれました。
Balotは、アヒルの卵なのですが、孵化直前のものをゆでているので、アヒルの雛の目とか髪とか嘴とか足などまるごと見えたまま食べるので気味悪いのです。アメリカの世界のゲテモノ食番組でも紹介されていたらしいです。フィリピン人でも気味悪がって食べない人もいるらしいですが、先生のだんな様は大好物らしいです。16日とか18日とか何日目の卵とか人によって好き好きがあるので、指定して買うそうです。卵を割ったときにでてくるスープも美味しいし、黄色い部分も美味らしいです。特に男性には精力剤として好まれるそうです。値段は1個8ペソぐらいらしいです。
中身は本当に雛の形がわかって、衝撃的でした。こんどフィリピンに行く予定の方、挑戦する勇気がある方はぜひトライしてみてくださいね。本当にとても美味しいらしいです。
まぁそんなこんなで私たちの親子レッスンはフィリピン研究で終わりました。
アイリンは、それはそれはリラックスしまくりで、授業中3回も4回もトイレ退出していたもので、私と先生は雑談タイムでした。あそこのトレイは蟻がたくさんいるから、遠いトイレまで行ってきたとか、まぁ好き勝手ばかりしてました
フィリピン人の食生活はお米と魚が中心だと聞いたのに、CPILSの食事は毎日肉ばかりなのが不思議でしたね。CPILSで魚食べた記憶がほとんどありません。
担当の先生は、受け持っている子供たちが泣いてしまって授業にならない子ばかりでクラス変更が続いたものだから、上の人にマークされてしまったらしく、最後の方は advisorが授業内容をのぞきに来ることになったらしく、ちょっとびくびくしていましたね。
お友達のRちゃんは、水着を服の下に着ていたものだから、まだ授業中にもかかわらず、プールに行こうと教室を飛び出しそうになって、止めるのが大変だったとか・・・。3歳の男の子が突然泣き出してしまって泣き止まないから困ったとか、講師の先生もいろいろ苦労されたようです。
お気に入りの先生
私たち親子共通で1:1レッスンの先生になってくれたJ先生。実は看護士志望ですが、とても教育熱心で英語講師である私もいろいろ勉強させられました。
その先生はアイリンのクラスでは、アイリンが CarpentersのTop of the Worldをなんとなく歌えるのを知ると、早速、次の授業ではCDと歌詞カードを用意してくれて一緒に練習したそうです。
私のレッスンでも、新聞記事を読む練習をしたいという私の要望に応じて新聞を用意してくれたり、英語の文法用語に慣れていない私にgrammar教材をくれたり、最後の修了テストを手作りしてくれたり・・・。
授業中のテストも先生の手作りだし、きちんとレッスンの計画を立てて生徒それぞれに合った教材を作ってくれるところが他の先生と比べて抜きん出ていました。聞いてみると、その先生のお母様も英語講師で外国にいるとか・・・。きっとお母様も優秀な英語教師なのでしょう。
これは、先生から認定式のときにもらったメッセージカードです。
ここでも手作り感いっぱい。素敵な先生に出会えてよかったです。
しかも、留学中に誕生日を迎えた私は、8月9日にもバースデイカードをいただいておりました。
Happy birthday to you の音楽が鳴るカードです。
Thank you very much!
Birthday Cake
誕生日にもう一人の個人レッスンの先生からも素敵なプレゼントを頂きました。
これまたビックリ。Happy Birthdayと書いてある小さな丸いミニケーキです。Thank you, P先生! 週末に宿泊したシャングリラでアイリンが全部平らげました。
この先生が話してくれるいろいろなお話が面白くて、いつも笑ってばかりでした。
個人レッスンで楽しかったこと
私個人は、英語の勉強というよりフィリピンでの生活感あふれる話を聞くのが面白かったですね。普段はCPILSに缶詰で外の世界を見られなかったから余計にそうだった気がします。先生から聞いた話、いくつかご紹介しますね。
Gecko(ヤモリ)の話
教室付近でよく10cmぐらいのlizardを見かけたのですが、それよりも20cmくらい大きいgeckoは、自然の多いところにいるそうです。これはよく飛び跳ねるので、いきなり顔にgeckoが飛びついてくることも。それも粘着力が強いのでなかなかはがせないそう。
そのgeckoは薬の材料になるらしく、中国人などは捕獲して商売の材料にしているらしいです。キロ単位なら、高く買ってもらえるそうです。
鳴き声は、トッコ、トッコ・・・という感じで、現地ではTUKOと呼ばれているそう。
私たちが花びらで花占いをするのと同じように、その鳴き声の回数で好きな人との相性を占ったりするそうです。なんだか楽しいですね。一度もお目にかからなかったのが残念。
子供の遊びはspider
日本ではカブトムシなどを戦わせて遊んだりしますが、フィリピンでは自分のspiderを戦わせて遊ぶのが主流らしいです。子供たちはお小遣いを貯めて強いspiderを買ったりするそうです。うーん、見たかったな。spider戦!
ここでも人気な韓国ドラマ
人気のあるドラマは家族で見たりするらしいのですが、ドラマは毎回前回までの分が再放送されて、最後に新しい部分が放送されるらしいです。一般的なフィリピンのドラマはほとんどhappy endingだそうです。でも最近は、紆余曲折あって話の展開が過激な韓国ドラマがすごい人気らしいですよ。テレビ放送の録画は一般的ではないらしく、みんなテレビの前で何時間も過ごすのだそうです。
私のグループレッスン
1対4のレッスンで、最初の週は大企業の管理職らしい日本人の年配の男性がいい味出してくれました。ここで3ヶ月ぐらい過ごされたようです。月単位で在籍されている生徒さんは、テストの結果で自分のレベルが向上していくのが見えていいですね。日本人に独特の英語で表現するのがあまり得意でない様子が見受けられましたが、ニコッと笑顔でシニカルな表現がspiceのようで授業が楽しくなりました。
韓国人学生も二人いました。一人はすごい勉強家で、英文を読むのも作業をするのも早くてとても優秀な好青年でした。もうひとりは、彼とは対照的で9時35分の授業は朝早すぎてなかなか出られないそうで、めったにクラスには参加しない青年でした。たまに現れることもありましたが、あまり勉強は好きでないらしく文章作りに苦労していました。
2週目になると、日本人男性は帰国されて、かわりに台湾人男性が入ってきました。日本企業に務めていた経験があるらしく、とてもフレンドリーな男性でした。
私が苦労したのは、皆さんの英語が聞き取れないことです。普段、ネイティブ音の良い発音だけを聞いているので、生徒のみなさんの発音が最初はまったく理解できませんでした。2週目ぐらいになってようやく耳が慣れてきて言いたいことが理解できるようになりました。どんな英語も聞き取れる耳を作らないとダメですね。まだまだ修行が足りません
二週間目は実際の担当講師がお休みで、新しい先生の代休がほとんどでした。その代休の先生の表情や反応がいつもおかしくてツボにはいり、私はつい笑ってしまうことばかりでした
誰が先生かわかりますか?
答えは、青いポロシャツの人です。
1対1もいいですが、やはりグループレッスンはメンバー全員の個性とみなさんの発言の相乗効果で話が盛り上がったり・・・・いろいろ刺激があって面白いですね。自分の英語教室でも子供たちがグループレッスンの方が楽しそうにしている理由がわかりました。楽しいグループレッスンの中でも、一人ひとりをきちんと指導して、それぞれの力を伸ばしてあげられるレッスンが理想ですね
リスニングクラス
リスニングクラスは1週間単位の受講で、受付は毎週金曜日なので、二週間の留学期間だった私はたったの1週間しか受講できませんでした。レベル別になっていて、CDを聴きながら、教材の質問に回答していき、最後は全体のディクテーションという流れでした。次々と先生に当てられる授業は、大学以来だったので、なんとなく懐かしい気分になりました。
無料なので、4コマ終わった後の16:20〜18:50までの授業です。エネルギーが残っていれば参加をおすすめします。
留学期間が3週間以上だとSpeech Improvementのクラスも申込みできるようです。
認定式
帰国前の最後の授業の後、認定式というセレモニーが行われて、数名の生徒が代表してスピーチなどを披露します。大人から学生、子供まで年齢層ごとにあらかじめ選ばれていたようです。スピーチの後、CPILSの責任者のお話があって、一人ひとりに認定書が授与されます。
お子さん二人と4週間の親子留学をされていたママさんのスピーチがとても上手で印象に残りました。4週間一生懸命英語を勉強して、以前は考えながら話していた英語が、今では自分の考えが思考と同時に出てくるようになったそうです。CPLISをとことん利用して楽しみながら頑張ってこられたのが伝わりました。4週間でしっかり実力をつけて自信に満ち溢れていました。大切なのは、期間云々よりも結局はその人の取り組み方なのですよね
かくいう私自身は、特に自分や娘の英語力が伸びたという実感は持てませんでしたが、ここでの生活の区切りとして認定式は記念になりました。
私もいつかじっくり3ヶ月ぐらい英語と真剣に向き合って学んでみたいなぁ。アイリンが高校を卒業した頃なら私が家を3ヶ月ぐらい留守にしても大丈夫かなぁ? あと10年というと私は何歳? とりあえず、その頃まで健康で生きていられたらの話ですが・・・
第五弾は週末を過ごしたホテルなどのことを書きますね。それで最終編にしようと思います。もう少しお付き合いくださいね。
See you soon!
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フィリピン親子留学 第三弾!
到着した翌日、外部寮から朝7時のバスに乗って初めて英語学校 CPILSに行きました。
街は今にも壊れそうな瓦礫のような家がいっぱい。まるで崖のようなところをくぐって女の子がのぼってきて、これから学校にいく様子でした。
道路はカラフルなジープニーがたくさん。一台一台、デザインが凝っていて眺めていると楽しいです。これでもかという感じで人が後ろの手すりのほうまで乗っています。
バイクも多いです。一台のバイクに4人も乗っていたりします。ジープニーには一度乗ってみたいと思っていたのですが、外国人が一人で乗るのは危険だそうです。初乗り8ペソでルート内であればいつでも声をかければ降りられるし、便利そうですけどね。タクシーは、初乗りが40ペソです。メーターでCPILSから寮までは60ペソぐらいです。
CPILS到着。警備員さんが3人くらいいて、カードを渡して学校入ります。
第一日目のスケジュールです。
朝食:7:00〜8:30
AM:レベルテスト
昼食:12:00〜13:30
PM:手続き&説明、学校案内、アヤラモールで両替&買い物、解散
到着した翌日は、授業はなく火曜日からはじまる授業に向けてのレベル分けテストや説明、事務手続きが中心です。
慣れない朝食を食べ、テスト会場に集まります。
レベル分けテストは大人も子供も英語ができる人もできない人もみんな同じテストを受けます。3歳児でも同じというからちょっと驚きです。リスニングも単語を書いたりするので、文字が読めたり書けたりしないと、点はとりにくいですね。子供には「お絵かきでもしててね。」と、先生もできないことはわかって対応してくれていました。
リスニングも文章を読んだり聞き取った単語を書いたりするので、読み書きの力がないと点はとれないテストでした。ライティングは単語の書き取りや文法的なことが多かったかな。最後に会話の面接があって全体のレベルが決まります。
テストが終わって初めての昼食。この日は休日だったので、食堂も閑散としていました。
2時頃からパスポートや写真などの提出をしたり、書類に記入したりの事務手続き作業をして、午前中の結果が反映された小さなプリントをもらいます。この中にクラスルームの場所や担当先生の名前、使用テキストの名前などのこれからの授業の内容が全部詰まっています。
あすからの授業に向けて、CPILSのクラスルームツアーに行きました。
クラスルームは、1:1、1:2、1:4、1:8などの授業形態別にあちこちに分かれているのですが、授業のたびに移動になるので、慣れるのに時間がかかりました。特に方向音痴な私なので、いつもあっちこっち歩き回っていました。
↓これは、クラスルームのレイアウト図です。
4時頃からショッピングモールのアヤラセンターに行って両替所を案内されました。翌日にテキストを買ったり、SSPというフィリピンの英語学校に通うための許可証の費用、1人6000ペソを支払います。親子で12000ペソ、つまり24000円です。テキストや部屋の保証料金2500ペソなども支払うので、最低4万円ぐらいは両替しておくといいですね。私はお土産や外食費用、アイランドホッピングなどのことを考えて、とりあえず5万円ほど両替しました。
セブの2大モールは、アヤラセンターとシューマート(SM)。どちらも巨大モールで1日ではまわりきれません。入口でセキュリティチェックがあります。SMの方がローカルブランド、日用品がたくさん揃っていて、フードコートもリーズナブルな感じです。私はブランドには興味がないのでSM派です。お土産品なども買いやすかったですよ。
↓こっちはおしゃれなアヤラセンターの方です。
この日はアヤラセンターのスーパーでトイレットペーパーを買ったり、マンゴーを買ったりして、買い物初体験をしました。バナナとか20ペソぐらいで12本買えます。マンゴーは1個30ペソぐらいだったかな。1ペソは大体2円です。
スーパーのそばのカフェでウォーターメロンジュース、ティラミス、サンドイッチで腹ごしらえして、アイリンも空腹を満たしご機嫌でした。セブのティラミスは見た目も味も全然ティラミスっぽくなかったけど、ティラミスだと思わなければ外側のスポンジケーキみたいなお菓子とチーズ味ケーキと2回楽しめました。
ゲームセンターでゲームを楽しんだり、お菓子を買ったりと、子供たちのお楽しみに付き合って、ようやくタクシーで寮に帰りました。初タクシーで妙に緊張してしまいました。
帰りのタクシーは、モールやホテルなどで配ってくれるチケットをもらってから乗るように言われました。ドライバーさんがメーターを使ってくれれば100ペソあれば十分おつりがくるのですが、メーターを使わない悪質なドライバーもいるそうで、そういう悪質ドライバーを防ぐために配っているようです。taxi係の人がチケットに車のナンバーを記入してくれます。これをドライバーに乗るときに見せると少し効果があるそうです。とはいっても、見せたところで途中からメーターを止めてしまうドライバーさんもいましたけど。
↑悪質ドライバーがいたら、通報するように書いてありました。
アイリンはバタンキュウー。流し台のそばに今日のお買い物品、マンゴーが置いてあります。地元の人は、マンゴーは甘い香りがするかどうか匂いで嗅ぎ分けて買うようです。ちょっと早まってしまいました。
既にお湯が出ないことはクレームを出していたので、今日はまともなシャワーを浴びれると期待していたのですが、やっぱり出ない。あきらめてまた水シャワーを浴びた直後、ドアベルが鳴って出てみると日本人スタッフのMさんでした。お湯の件でエンジニアスタッフを連れてきてよいかとのことでした。
アイリンが寝ている間に二人のフィリピン人技師さんが30分ぐらい格闘してくれていたのですが、結果、部品が壊れているそう。明日部品を買って直すとのことで、お湯は明日までお預けでした。部品を用意しておくのではなくて、その都度買うというのは、やっぱりお国柄ですね。
いよいよ翌日から授業開始です。次回は、レッスンの様子などを書きたいと思います
街は今にも壊れそうな瓦礫のような家がいっぱい。まるで崖のようなところをくぐって女の子がのぼってきて、これから学校にいく様子でした。
道路はカラフルなジープニーがたくさん。一台一台、デザインが凝っていて眺めていると楽しいです。これでもかという感じで人が後ろの手すりのほうまで乗っています。
バイクも多いです。一台のバイクに4人も乗っていたりします。ジープニーには一度乗ってみたいと思っていたのですが、外国人が一人で乗るのは危険だそうです。初乗り8ペソでルート内であればいつでも声をかければ降りられるし、便利そうですけどね。タクシーは、初乗りが40ペソです。メーターでCPILSから寮までは60ペソぐらいです。
CPILS到着。警備員さんが3人くらいいて、カードを渡して学校入ります。
第一日目のスケジュールです。
朝食:7:00〜8:30
AM:レベルテスト
昼食:12:00〜13:30
PM:手続き&説明、学校案内、アヤラモールで両替&買い物、解散
到着した翌日は、授業はなく火曜日からはじまる授業に向けてのレベル分けテストや説明、事務手続きが中心です。
慣れない朝食を食べ、テスト会場に集まります。
レベル分けテストは大人も子供も英語ができる人もできない人もみんな同じテストを受けます。3歳児でも同じというからちょっと驚きです。リスニングも単語を書いたりするので、文字が読めたり書けたりしないと、点はとりにくいですね。子供には「お絵かきでもしててね。」と、先生もできないことはわかって対応してくれていました。
リスニングも文章を読んだり聞き取った単語を書いたりするので、読み書きの力がないと点はとれないテストでした。ライティングは単語の書き取りや文法的なことが多かったかな。最後に会話の面接があって全体のレベルが決まります。
テストが終わって初めての昼食。この日は休日だったので、食堂も閑散としていました。
2時頃からパスポートや写真などの提出をしたり、書類に記入したりの事務手続き作業をして、午前中の結果が反映された小さなプリントをもらいます。この中にクラスルームの場所や担当先生の名前、使用テキストの名前などのこれからの授業の内容が全部詰まっています。
あすからの授業に向けて、CPILSのクラスルームツアーに行きました。
クラスルームは、1:1、1:2、1:4、1:8などの授業形態別にあちこちに分かれているのですが、授業のたびに移動になるので、慣れるのに時間がかかりました。特に方向音痴な私なので、いつもあっちこっち歩き回っていました。
↓これは、クラスルームのレイアウト図です。
4時頃からショッピングモールのアヤラセンターに行って両替所を案内されました。翌日にテキストを買ったり、SSPというフィリピンの英語学校に通うための許可証の費用、1人6000ペソを支払います。親子で12000ペソ、つまり24000円です。テキストや部屋の保証料金2500ペソなども支払うので、最低4万円ぐらいは両替しておくといいですね。私はお土産や外食費用、アイランドホッピングなどのことを考えて、とりあえず5万円ほど両替しました。
セブの2大モールは、アヤラセンターとシューマート(SM)。どちらも巨大モールで1日ではまわりきれません。入口でセキュリティチェックがあります。SMの方がローカルブランド、日用品がたくさん揃っていて、フードコートもリーズナブルな感じです。私はブランドには興味がないのでSM派です。お土産品なども買いやすかったですよ。
↓こっちはおしゃれなアヤラセンターの方です。
この日はアヤラセンターのスーパーでトイレットペーパーを買ったり、マンゴーを買ったりして、買い物初体験をしました。バナナとか20ペソぐらいで12本買えます。マンゴーは1個30ペソぐらいだったかな。1ペソは大体2円です。
スーパーのそばのカフェでウォーターメロンジュース、ティラミス、サンドイッチで腹ごしらえして、アイリンも空腹を満たしご機嫌でした。セブのティラミスは見た目も味も全然ティラミスっぽくなかったけど、ティラミスだと思わなければ外側のスポンジケーキみたいなお菓子とチーズ味ケーキと2回楽しめました。
ゲームセンターでゲームを楽しんだり、お菓子を買ったりと、子供たちのお楽しみに付き合って、ようやくタクシーで寮に帰りました。初タクシーで妙に緊張してしまいました。
帰りのタクシーは、モールやホテルなどで配ってくれるチケットをもらってから乗るように言われました。ドライバーさんがメーターを使ってくれれば100ペソあれば十分おつりがくるのですが、メーターを使わない悪質なドライバーもいるそうで、そういう悪質ドライバーを防ぐために配っているようです。taxi係の人がチケットに車のナンバーを記入してくれます。これをドライバーに乗るときに見せると少し効果があるそうです。とはいっても、見せたところで途中からメーターを止めてしまうドライバーさんもいましたけど。
↑悪質ドライバーがいたら、通報するように書いてありました。
アイリンはバタンキュウー。流し台のそばに今日のお買い物品、マンゴーが置いてあります。地元の人は、マンゴーは甘い香りがするかどうか匂いで嗅ぎ分けて買うようです。ちょっと早まってしまいました。
既にお湯が出ないことはクレームを出していたので、今日はまともなシャワーを浴びれると期待していたのですが、やっぱり出ない。あきらめてまた水シャワーを浴びた直後、ドアベルが鳴って出てみると日本人スタッフのMさんでした。お湯の件でエンジニアスタッフを連れてきてよいかとのことでした。
アイリンが寝ている間に二人のフィリピン人技師さんが30分ぐらい格闘してくれていたのですが、結果、部品が壊れているそう。明日部品を買って直すとのことで、お湯は明日までお預けでした。部品を用意しておくのではなくて、その都度買うというのは、やっぱりお国柄ですね。
いよいよ翌日から授業開始です。次回は、レッスンの様子などを書きたいと思います
フィリピン親子留学 第二弾!
Cebu生活スタート
学校から車で10分ほどのところにある外部寮を拠点にしてのセブ生活がスタートしました。
今日はCPILS生活基本情報を中心にご紹介しますね。
↓外部寮のあるPacific Squareです。マッサージ屋さん、ペットショップ、日本食レストランなどがテナントさんです。
内容が細かすぎる気もしますが、CPILS親子留学にご興味のある方々向けに書きましたので、ご理解ください。
1. 日本人スタッフ
空港に迎えに来てくれていた日本人スタッフ2人が、私たちの生活全般のお世話にしてくれます。
Student Coordinatorと呼ばれいて、CPILSで働きながら学んでいるそうです。何でも相談すると親身になって対応してくれます。ハンサムな大学生さんは、もうすぐ帰国して就活に入るのかな? この経験が就活に役立つかも知れませんね。かわいらしい女性スタッフさんは、ここでの暮らしは結構長いそう。セブの魅力にはまったらしく、いつ帰るかは未定らしいです。
日本人社員さんもいます。CPILSのサイトでも紹介されていました。気配り上手でとても親切な方です。3人の日本語対応してくれる親切で気さくなスタッフさんがいたので、とても心強かったです。英語がわからなくても特に困ることもなさそうです。
彼らの日本人スタッフの奮闘は別途ブログで垣間見れますよ。
http://blog.cpils.jp/
同じ日に到着した生徒さんたちはバッチメイト(batch mate)と呼ばれて、みんな一緒に行動することも多いので仲良くなるらしいです。私たち外部寮の親子留学組も生活パターンが同じなので、子供同士、親同士、仲良くさせていただきました。アイリンは普段、一人っ子で淋しい思いをしているからか、同じく小3の双子姉妹のSちゃん&Rちゃん、まだ3歳ながら、3人の小3ガールズと遊べるYくんの4人で行動するのが大好き。授業以外は朝から晩までほとんど一緒でした。Yくんは一気にお母さん気分を楽しみたい小3女子3人含めてママが4人みたいになっていました。
2. CPILS学生構成
CPILSは500人生徒を収容できる大規模校です。
生徒は私たちがいた期間は韓国人が60%、日本人が35%、その他が5%くらいの印象でした。中国人はほとんど見かけなかったです。韓流のTVでしか韓国人を知らない人は、「韓国人ってハンサムな人がたくさんいるのかと思ったら違った」なんて言っていました。TVの世界と実際は違うようです。これはどこの国も一緒かも。
ちょうど8/5からの週は韓国からのジュニアキャンプで小学生から高校生が大勢来ていました。
翌週の日曜日には帰国してだいぶ学生の人数が減ったようでした。そして、私たちが帰国した8/19も50人以上の帰国者がいたので、8月下旬はかなり閑散としていたことと思います。
同時期の日本人親子留学組は20家族ぐらいでした。外部寮が7組ぐらいで、残りは内部寮です。
2週間滞在が一番多くて、1週間、3週間、4週間が少数派でしたね。子供たちは小学生1年生から3年生ぐらいが一番多い感じでした。アイリンみたいに小さい頃から英語をやっていて英語に慣れた感じのお子さんが半分、これをきっかけに英語に興味を持ってくれたらという感じのきっかけ派が半分という印象でした。長期の休みを取りにくいお父さんが後から合流というパターンもありましたね。
日本人の大半は、韓国人と同じく就活前の英語力アップを目的にした大学生達でした。2年生、3年生がほとんどでした。3ヶ月ぐらいここで暮らせば、だいぶ力がつくかも知れません。
日本人大学生さん達、気さくで子供好きで好感度大です。子供の中に進んで入ってきてくれて、アイリンの失礼な言葉&態度にも怒らず、ひょうきん者を演じてくれていました。やさしくって、楽しくって、おちゃらけてて・・・明るい気持ちになれ、日本の将来に希望が持てました。最近の若者は・・・なんていう人もいるけど、彼らのような人達がいる限り、日本は大丈夫ですね。 ガンバレ、日本、チャ、チャ、チャ
少数派ですが日本人の会社派遣のビジネスマンも頑張っていました。30代から50代の中堅社員で3ヶ月ぐらい滞在するようです。費用は会社持ちで羨ましい気もしますが、英語を使わざるを得ない切実な状況が伝わってきました。皆さんオンオフ上手に切り替えて苦しみながらも楽しんでいる感じでしたよ。がんばってくださいね♪
3.寮のくらし
外部寮は移動のバスの時間に縛られることや、荷物の持ち運びが面倒だという2大ディメリットがあります。
その点内部寮は朝もゆっくりだし、すぐに部屋に戻れるのでいいですよね。寮の規則はほぼ同じです。
内部寮には異性間の出入りをチェックするおばちゃんがお風呂の番台さんみたいに目を光らせているそうです。
・異性間の部屋の出入りは厳禁
・学校内、部屋での火気の使用禁止
・部屋の中での飲酒禁止
・室内禁煙
・プールサイドの活動は深夜12時まで
・門限 PM9:50 ※金〜日はAM12:00
・学校内ではAll English
:立前上はそうなっているようですが、日本語、韓国語とびかっていましたよ。
4.食事
費用の中に3食込です。食堂で列に並んでトレイに各自よそっていきます。一斉に授業が終わると食堂になだれ込むので、早めの行動がいいです。遅くなるとスプーンやフォーク、トレイが足りなくなったり、おかずがなくなったりします。待てばまた持ってきてくれますけどね。フォークやナイフなどの食器類は一定量しかなくてそれを回転使用しているのかいつも不足しがちです。
食事時間
朝食:7:00〜8:30
昼食:12:00〜13:30
夕食:17:30〜19:00
メニュー表を撮影したけど、ピンぼけで何が書いてあるのか不明でした。
朝食:パン、ライス、おかゆ、キムチ、ジャム、サラダ、目玉焼き だったかな?
おかゆにキモチが私のお気に入りでした。アイリンはパンにジャムをほんの少しだけ。
昼食:ライス、キムチ、サラダ、肉料理(1品または2品)、スープ、果物(バナナかリンゴ、スイカもありました)
たまにハンバーガーだったり、焼きそばだったり、カレーだったり・・・。そういうときは、アイリンは少し食べる気になったりもしますが、基本的にあまり食欲がわかないと言って、リンゴなどをかじってやりすごしていました。
普段から食事も含めて甘やかして育ててしまったのでいけませんね。もっと何でも食べる雑食系に育てないとね。反省
夕食:ライス、キムチ、サラダ、肉料理、スープだったかな?
2週目はモールで買い物したりお友達と外食したりが続いて、あまり食堂のお世話になりませんでした。
フィリピンの人は、スプーンとフォークで食事をするようです。左手のフォークで右手のスプーンに食べ物を乗せて口に運ぶのがフィリピン流。バスのドライバーさんが上手に食べていました
食事の写真を撮らなかったので、記憶から消えてしまいました。ごめんなさい
韓国風の味付けなのでしょうけど、マイルドなので慣れれば普通に食べられます。フィリピンの人はライスと魚をよく食べるそうですが、ここの食堂は肉ばかりでした。味付けは甘くてちょっぴり辛い感じでした。
食事時間が決まっているので、外部寮の私たちはこの時間に合わせようとすると毎日早起きが必要でした。
朝は7:30寮発のバスに乗らないと自腹のタクシーになってしまいます。授業開始が9:30なので次の9時のバスでも授業には十分間に合います。
売店
食堂のとなりに売店があって、パンやカップヌードル、ラーメン、スナック、アイス、飲み物などを随時購入できるので、食事を食べ損ねてもなんとかなります。子供たちは毎日授業の間の休憩時間に買い食いを楽しんでいました。
パックのフルーツジュースは7ペソで買えます。250mlだったかな。1ペソは2倍換算なので、14円で買えちゃいます。
水はウォーターサーバーがあちこちに置いてありますから、ペットボトルなどに汲んで利用します。水にこだわる人は売店で買って飲んでいました。
5.授業
親子留学の場合は親子とも1レッスン90分を2時限から5時限目までの4コマ取得が基本です。うち1コマが親子一緒クラスになります。
クラスのレッスン形態は、1:1クラスが2コマ、1:2(親子)が1コマ、1:4か1:8が1コマでした。
大人にはいいけれど、幼児には90分のマンツーマン授業はきつそうです。小学生でも英語のリスニングに慣れていないと、相手が何を言っているのか理解できなくてストレスが溜まるようです。泣いてしまう子もいたみたい。特に1:1の部屋は2人でちょうどのスペースにできているので、体を動かして気分を変えるにも動き回ることもできず、集中できる時間の短い幼児、低学年には酷な気がしました。せいぜい立って歌を歌ったり、塗り絵をするぐらいですからね。
講師が合わなければ変更は可能です。クラス編成の変更も親の強い希望があれば、対応してくれているようでした。
幼児はグループレッスンを基本にして、親子クラスだけ1:2にした方が良さそうです。
金曜日は1コマ60分になって食事時間も早まり、5時限目が13:40には終わります。
TGIF(Thanks God, It’s Friday!) で金曜日になると週末を楽しみにどこかに出かける人が多いです。外泊するときは、外泊届けを事前提出することが必要です。
親子留学のレッスンスケジュール
2時限目:09:35-10:55
3時限目:11:10-12:30
昼食
4時限目:13:30-14:50
5時限目:15:05-16:25
この後、追加料金を支払えば受講できるクラスや、無料の特別クラスなどもあります。
6時限目:16:40-18:00
6時限目はリスニングクラスを無料で受講できます。事前登録が必要で定員がいっぱいの場合は受講できません。受付は前の週の金曜日までなので、2週間滞在の私は1週間だけ受講できました。
ナイトクラス:18:40-20:00
特別クラス(無料);18:40-19:40
TOEIC, Movie, Pops English, Speech Improvementコースなどあり。ただし、Speech Improvementは3週間以上からで事前登録が必要。
6.講師
4コマとも全部違う先生が担当します。ネイティブ先生は1:8クラスを担当しているようなのですが、私とアイリンは残念ながら全員フィリピン人講師でした。ネイティブ先生はほんとにごく僅か。お年もだいぶ召されている感じです。
私の印象だと、1:1、1:2はフィリピン人講師でも採用されて間もない先生方がほとんどでした。
本当は看護士志望だけれど、看護士試験の結果待ちの人、もしくは採用待ちのために一時的にESLの先生をしている人が多いようです。正社員というよりは短期の契約社員かな。私の教わった先生5人中3名が看護士志望でした。セブでは看護士が一番の人気職業みたいです。でも実際には看護士はすでに飽和状態なので、試験に受かっても採用されるにはコネなどがないと厳しいそうです。その次に人気なのが米国などの外資系のコールセンターのオペレーターらしいです。理由は高給だからだそうですが、勤務時間が深夜になり不規則な生活で太ったり不健康になったりするので、コールセンターを辞めてESLに来る人も多いようです。CPILSはESLの中では最大手なので給料も比較的よくて勤務時間が昼間なのが人気なのでしょう。給料のことはさすがに聞けないので私の推測ですが・・・。
看護士試験を通るのは優秀な学生ばかりなので、看護士志望の多いCPILSも講師はみんな優秀なのでしょうね。
講師の発音も良かったです。Japaneseを第一音節にアクセント入れて言う講師がいて、気になって仕方なくなりましたが。
グループレッスンの先生はクラスコントロールやテーチングスキルも高い先生が多いです。年齢も見た目30代以上の講師が多く、経験もある感じです。
講師の大半は20代前半のフィリピン人女性です。つまり授業のメインになる1:1向けの先生達ですね。さすがに、Skypeの講師に多い大学生のアルバイトはいない感じでした。CPILSはELS業界最大手なので他の学校より優秀な人が集まりやすいのでしょうね。
授業の合間の休憩時間にはみなさんプールサイドでだべってます。CPILSは、校舎スペースの真ん中が中庭になっているので、教室移動でもこのプールサイドを頻繁に行き来します。プールサイドのチェア周辺で飲み物を飲んだりスナックを食べたりして休憩している学生も多いです。
子供にはプールがちょうどいいガス抜きになったみたいです。プールを管理しているおじさんがいて、危険な場所で走ったり、水中メガネなしで泳いだりすると、すぐに笛を吹かれて、「あんたはあの子の母親か?」なんて声をかけられます。
7.その他
学校内で卓球、バドミントン、ビリヤードができます。ジムもあり、ヨガなどの無料クラスも開催されています。
残念ながらジムに通う時間がとれませんでした。
土曜日に希望者が20名以上いれば船とバスをチャーターしてのIsland Hoppingツアーができます。一人1200ペソでシュノーケリングとランチが楽しめます。
自習室:宿題をするのに便利な自習室がありました。
キッズルーム:4:30〜8:30PM
夏の親子留学のかきいれどきだけ設置されるキッズルームでは、フィリピン人講師、日本人スタッフさん達が子供たちと一緒に遊んでくれて、宿題の面倒もみてくれます。おやつの時間もあり、夕食も食堂でみんな一緒に食べてくれるので、その間に親はモールに買い物に行ったり、マッサージをしたり、夜の授業に出席したりして、過ごすことができます。子供たちも日本人の子供たちと思いっきりはしゃぎまわっていました。
子供がこれに参加してくれないと、追加クラスも参加できないし、買い物にもいけませんね。アイリンは1週目は友達とプールなどを楽しんで、2週目はキッズルームに通いました。リスニングクラスに私が登録してしまったので、参加してくれないことには困るので、お友達揃って参加するように根回しが必要でした。
ネット環境
ネットの環境は2回のPCルームには無料パソコンやLANケービルなどが設置されています。WIFIもきているのですが、電波が弱い感じで場所によって差がありますから、ネットが必要なら自前でWIFI環境を持参した方がよさそうです。
私はたまに学校のPCルームでWIFIにアクセスしてメールチェックして、寮に帰って寮のWIFIに接続してチェックという感じでやっていました。
ランドリーサービス:無料です。5点以上で出します。中2日ぐらいで仕上がります。
部屋の掃除: 外部寮だと1週間に1回の掃除、ゴミ出しはその他週2回ありました。
学校のトイレ事情
学校にはトイレはあるけれど、トイレットペーパーは設置していないので、ティッシュかトイレットペーパーは持参します。紙を流してしまうとトイレが詰まるので、ここでも脇のバスケットに捨てます。トイレの中には非常に状態のよくない箇所もあり、「おしっこだけ」なんて貼り紙がしてある箇所もありました。大は流れないってことですよね。アイリンもちゃんとそのこと知っていてそこは入らないようにしていたそう。
教訓!常にティッシュを持ち歩き、トイレ内の貼り紙に注意すべし。
次回は生活の様子を書いていこうと思います。
学校から車で10分ほどのところにある外部寮を拠点にしてのセブ生活がスタートしました。
今日はCPILS生活基本情報を中心にご紹介しますね。
↓外部寮のあるPacific Squareです。マッサージ屋さん、ペットショップ、日本食レストランなどがテナントさんです。
内容が細かすぎる気もしますが、CPILS親子留学にご興味のある方々向けに書きましたので、ご理解ください。
1. 日本人スタッフ
空港に迎えに来てくれていた日本人スタッフ2人が、私たちの生活全般のお世話にしてくれます。
Student Coordinatorと呼ばれいて、CPILSで働きながら学んでいるそうです。何でも相談すると親身になって対応してくれます。ハンサムな大学生さんは、もうすぐ帰国して就活に入るのかな? この経験が就活に役立つかも知れませんね。かわいらしい女性スタッフさんは、ここでの暮らしは結構長いそう。セブの魅力にはまったらしく、いつ帰るかは未定らしいです。
日本人社員さんもいます。CPILSのサイトでも紹介されていました。気配り上手でとても親切な方です。3人の日本語対応してくれる親切で気さくなスタッフさんがいたので、とても心強かったです。英語がわからなくても特に困ることもなさそうです。
彼らの日本人スタッフの奮闘は別途ブログで垣間見れますよ。
http://blog.cpils.jp/
同じ日に到着した生徒さんたちはバッチメイト(batch mate)と呼ばれて、みんな一緒に行動することも多いので仲良くなるらしいです。私たち外部寮の親子留学組も生活パターンが同じなので、子供同士、親同士、仲良くさせていただきました。アイリンは普段、一人っ子で淋しい思いをしているからか、同じく小3の双子姉妹のSちゃん&Rちゃん、まだ3歳ながら、3人の小3ガールズと遊べるYくんの4人で行動するのが大好き。授業以外は朝から晩までほとんど一緒でした。Yくんは一気にお母さん気分を楽しみたい小3女子3人含めてママが4人みたいになっていました。
2. CPILS学生構成
CPILSは500人生徒を収容できる大規模校です。
生徒は私たちがいた期間は韓国人が60%、日本人が35%、その他が5%くらいの印象でした。中国人はほとんど見かけなかったです。韓流のTVでしか韓国人を知らない人は、「韓国人ってハンサムな人がたくさんいるのかと思ったら違った」なんて言っていました。TVの世界と実際は違うようです。これはどこの国も一緒かも。
ちょうど8/5からの週は韓国からのジュニアキャンプで小学生から高校生が大勢来ていました。
翌週の日曜日には帰国してだいぶ学生の人数が減ったようでした。そして、私たちが帰国した8/19も50人以上の帰国者がいたので、8月下旬はかなり閑散としていたことと思います。
同時期の日本人親子留学組は20家族ぐらいでした。外部寮が7組ぐらいで、残りは内部寮です。
2週間滞在が一番多くて、1週間、3週間、4週間が少数派でしたね。子供たちは小学生1年生から3年生ぐらいが一番多い感じでした。アイリンみたいに小さい頃から英語をやっていて英語に慣れた感じのお子さんが半分、これをきっかけに英語に興味を持ってくれたらという感じのきっかけ派が半分という印象でした。長期の休みを取りにくいお父さんが後から合流というパターンもありましたね。
日本人の大半は、韓国人と同じく就活前の英語力アップを目的にした大学生達でした。2年生、3年生がほとんどでした。3ヶ月ぐらいここで暮らせば、だいぶ力がつくかも知れません。
日本人大学生さん達、気さくで子供好きで好感度大です。子供の中に進んで入ってきてくれて、アイリンの失礼な言葉&態度にも怒らず、ひょうきん者を演じてくれていました。やさしくって、楽しくって、おちゃらけてて・・・明るい気持ちになれ、日本の将来に希望が持てました。最近の若者は・・・なんていう人もいるけど、彼らのような人達がいる限り、日本は大丈夫ですね。 ガンバレ、日本、チャ、チャ、チャ
少数派ですが日本人の会社派遣のビジネスマンも頑張っていました。30代から50代の中堅社員で3ヶ月ぐらい滞在するようです。費用は会社持ちで羨ましい気もしますが、英語を使わざるを得ない切実な状況が伝わってきました。皆さんオンオフ上手に切り替えて苦しみながらも楽しんでいる感じでしたよ。がんばってくださいね♪
3.寮のくらし
外部寮は移動のバスの時間に縛られることや、荷物の持ち運びが面倒だという2大ディメリットがあります。
その点内部寮は朝もゆっくりだし、すぐに部屋に戻れるのでいいですよね。寮の規則はほぼ同じです。
内部寮には異性間の出入りをチェックするおばちゃんがお風呂の番台さんみたいに目を光らせているそうです。
・異性間の部屋の出入りは厳禁
・学校内、部屋での火気の使用禁止
・部屋の中での飲酒禁止
・室内禁煙
・プールサイドの活動は深夜12時まで
・門限 PM9:50 ※金〜日はAM12:00
・学校内ではAll English
:立前上はそうなっているようですが、日本語、韓国語とびかっていましたよ。
4.食事
費用の中に3食込です。食堂で列に並んでトレイに各自よそっていきます。一斉に授業が終わると食堂になだれ込むので、早めの行動がいいです。遅くなるとスプーンやフォーク、トレイが足りなくなったり、おかずがなくなったりします。待てばまた持ってきてくれますけどね。フォークやナイフなどの食器類は一定量しかなくてそれを回転使用しているのかいつも不足しがちです。
食事時間
朝食:7:00〜8:30
昼食:12:00〜13:30
夕食:17:30〜19:00
メニュー表を撮影したけど、ピンぼけで何が書いてあるのか不明でした。
朝食:パン、ライス、おかゆ、キムチ、ジャム、サラダ、目玉焼き だったかな?
おかゆにキモチが私のお気に入りでした。アイリンはパンにジャムをほんの少しだけ。
昼食:ライス、キムチ、サラダ、肉料理(1品または2品)、スープ、果物(バナナかリンゴ、スイカもありました)
たまにハンバーガーだったり、焼きそばだったり、カレーだったり・・・。そういうときは、アイリンは少し食べる気になったりもしますが、基本的にあまり食欲がわかないと言って、リンゴなどをかじってやりすごしていました。
普段から食事も含めて甘やかして育ててしまったのでいけませんね。もっと何でも食べる雑食系に育てないとね。反省
夕食:ライス、キムチ、サラダ、肉料理、スープだったかな?
2週目はモールで買い物したりお友達と外食したりが続いて、あまり食堂のお世話になりませんでした。
フィリピンの人は、スプーンとフォークで食事をするようです。左手のフォークで右手のスプーンに食べ物を乗せて口に運ぶのがフィリピン流。バスのドライバーさんが上手に食べていました
食事の写真を撮らなかったので、記憶から消えてしまいました。ごめんなさい
韓国風の味付けなのでしょうけど、マイルドなので慣れれば普通に食べられます。フィリピンの人はライスと魚をよく食べるそうですが、ここの食堂は肉ばかりでした。味付けは甘くてちょっぴり辛い感じでした。
食事時間が決まっているので、外部寮の私たちはこの時間に合わせようとすると毎日早起きが必要でした。
朝は7:30寮発のバスに乗らないと自腹のタクシーになってしまいます。授業開始が9:30なので次の9時のバスでも授業には十分間に合います。
売店
食堂のとなりに売店があって、パンやカップヌードル、ラーメン、スナック、アイス、飲み物などを随時購入できるので、食事を食べ損ねてもなんとかなります。子供たちは毎日授業の間の休憩時間に買い食いを楽しんでいました。
パックのフルーツジュースは7ペソで買えます。250mlだったかな。1ペソは2倍換算なので、14円で買えちゃいます。
水はウォーターサーバーがあちこちに置いてありますから、ペットボトルなどに汲んで利用します。水にこだわる人は売店で買って飲んでいました。
5.授業
親子留学の場合は親子とも1レッスン90分を2時限から5時限目までの4コマ取得が基本です。うち1コマが親子一緒クラスになります。
クラスのレッスン形態は、1:1クラスが2コマ、1:2(親子)が1コマ、1:4か1:8が1コマでした。
大人にはいいけれど、幼児には90分のマンツーマン授業はきつそうです。小学生でも英語のリスニングに慣れていないと、相手が何を言っているのか理解できなくてストレスが溜まるようです。泣いてしまう子もいたみたい。特に1:1の部屋は2人でちょうどのスペースにできているので、体を動かして気分を変えるにも動き回ることもできず、集中できる時間の短い幼児、低学年には酷な気がしました。せいぜい立って歌を歌ったり、塗り絵をするぐらいですからね。
講師が合わなければ変更は可能です。クラス編成の変更も親の強い希望があれば、対応してくれているようでした。
幼児はグループレッスンを基本にして、親子クラスだけ1:2にした方が良さそうです。
金曜日は1コマ60分になって食事時間も早まり、5時限目が13:40には終わります。
TGIF(Thanks God, It’s Friday!) で金曜日になると週末を楽しみにどこかに出かける人が多いです。外泊するときは、外泊届けを事前提出することが必要です。
親子留学のレッスンスケジュール
2時限目:09:35-10:55
3時限目:11:10-12:30
昼食
4時限目:13:30-14:50
5時限目:15:05-16:25
この後、追加料金を支払えば受講できるクラスや、無料の特別クラスなどもあります。
6時限目:16:40-18:00
6時限目はリスニングクラスを無料で受講できます。事前登録が必要で定員がいっぱいの場合は受講できません。受付は前の週の金曜日までなので、2週間滞在の私は1週間だけ受講できました。
ナイトクラス:18:40-20:00
特別クラス(無料);18:40-19:40
TOEIC, Movie, Pops English, Speech Improvementコースなどあり。ただし、Speech Improvementは3週間以上からで事前登録が必要。
6.講師
4コマとも全部違う先生が担当します。ネイティブ先生は1:8クラスを担当しているようなのですが、私とアイリンは残念ながら全員フィリピン人講師でした。ネイティブ先生はほんとにごく僅か。お年もだいぶ召されている感じです。
私の印象だと、1:1、1:2はフィリピン人講師でも採用されて間もない先生方がほとんどでした。
本当は看護士志望だけれど、看護士試験の結果待ちの人、もしくは採用待ちのために一時的にESLの先生をしている人が多いようです。正社員というよりは短期の契約社員かな。私の教わった先生5人中3名が看護士志望でした。セブでは看護士が一番の人気職業みたいです。でも実際には看護士はすでに飽和状態なので、試験に受かっても採用されるにはコネなどがないと厳しいそうです。その次に人気なのが米国などの外資系のコールセンターのオペレーターらしいです。理由は高給だからだそうですが、勤務時間が深夜になり不規則な生活で太ったり不健康になったりするので、コールセンターを辞めてESLに来る人も多いようです。CPILSはESLの中では最大手なので給料も比較的よくて勤務時間が昼間なのが人気なのでしょう。給料のことはさすがに聞けないので私の推測ですが・・・。
看護士試験を通るのは優秀な学生ばかりなので、看護士志望の多いCPILSも講師はみんな優秀なのでしょうね。
講師の発音も良かったです。Japaneseを第一音節にアクセント入れて言う講師がいて、気になって仕方なくなりましたが。
グループレッスンの先生はクラスコントロールやテーチングスキルも高い先生が多いです。年齢も見た目30代以上の講師が多く、経験もある感じです。
講師の大半は20代前半のフィリピン人女性です。つまり授業のメインになる1:1向けの先生達ですね。さすがに、Skypeの講師に多い大学生のアルバイトはいない感じでした。CPILSはELS業界最大手なので他の学校より優秀な人が集まりやすいのでしょうね。
授業の合間の休憩時間にはみなさんプールサイドでだべってます。CPILSは、校舎スペースの真ん中が中庭になっているので、教室移動でもこのプールサイドを頻繁に行き来します。プールサイドのチェア周辺で飲み物を飲んだりスナックを食べたりして休憩している学生も多いです。
子供にはプールがちょうどいいガス抜きになったみたいです。プールを管理しているおじさんがいて、危険な場所で走ったり、水中メガネなしで泳いだりすると、すぐに笛を吹かれて、「あんたはあの子の母親か?」なんて声をかけられます。
7.その他
学校内で卓球、バドミントン、ビリヤードができます。ジムもあり、ヨガなどの無料クラスも開催されています。
残念ながらジムに通う時間がとれませんでした。
土曜日に希望者が20名以上いれば船とバスをチャーターしてのIsland Hoppingツアーができます。一人1200ペソでシュノーケリングとランチが楽しめます。
自習室:宿題をするのに便利な自習室がありました。
キッズルーム:4:30〜8:30PM
夏の親子留学のかきいれどきだけ設置されるキッズルームでは、フィリピン人講師、日本人スタッフさん達が子供たちと一緒に遊んでくれて、宿題の面倒もみてくれます。おやつの時間もあり、夕食も食堂でみんな一緒に食べてくれるので、その間に親はモールに買い物に行ったり、マッサージをしたり、夜の授業に出席したりして、過ごすことができます。子供たちも日本人の子供たちと思いっきりはしゃぎまわっていました。
子供がこれに参加してくれないと、追加クラスも参加できないし、買い物にもいけませんね。アイリンは1週目は友達とプールなどを楽しんで、2週目はキッズルームに通いました。リスニングクラスに私が登録してしまったので、参加してくれないことには困るので、お友達揃って参加するように根回しが必要でした。
ネット環境
ネットの環境は2回のPCルームには無料パソコンやLANケービルなどが設置されています。WIFIもきているのですが、電波が弱い感じで場所によって差がありますから、ネットが必要なら自前でWIFI環境を持参した方がよさそうです。
私はたまに学校のPCルームでWIFIにアクセスしてメールチェックして、寮に帰って寮のWIFIに接続してチェックという感じでやっていました。
ランドリーサービス:無料です。5点以上で出します。中2日ぐらいで仕上がります。
部屋の掃除: 外部寮だと1週間に1回の掃除、ゴミ出しはその他週2回ありました。
学校のトイレ事情
学校にはトイレはあるけれど、トイレットペーパーは設置していないので、ティッシュかトイレットペーパーは持参します。紙を流してしまうとトイレが詰まるので、ここでも脇のバスケットに捨てます。トイレの中には非常に状態のよくない箇所もあり、「おしっこだけ」なんて貼り紙がしてある箇所もありました。大は流れないってことですよね。アイリンもちゃんとそのこと知っていてそこは入らないようにしていたそう。
教訓!常にティッシュを持ち歩き、トイレ内の貼り紙に注意すべし。
次回は生活の様子を書いていこうと思います。
フィリピン親子留学 第一弾!
8月5日(日)から19日(日)の2週間、娘のアイリン(8歳)とアメリカ留学以来の2度目の親子留学を経験しました。そのご報告記事を数回に分けてアップしていきたいと思います。
既に帰国して2週間以上が経過してしまいましたが、覚えている限り記録してみたいと思います。フィリピン留学は知る人ぞ知るブームになってきてますので、ご興味のある方は参考にしてくださいね。とはいえ、あくまでも私個人の経験というか感想ですので、そこのところご留意くださいませ
帰ってきてからすぐに英語教室のレッスンがはじまり、アイリンの自由研究課題のフィリピン研究に付き合い(私主導になってしまったので、私の自由研究のようでした!)、それもようやく終わって、なんとか旅行記録を書く状態になりました。
1.フィリピン親子留学の決意まで・・・
アイリンが3歳のときにアメリカ親子留学して以来、まったく海外に行っていなかったので今年こそはと、「チープな親子留学」をコンセプトに計画しました。
去年沖縄にアイリンだけアメリカ人家庭に一週間ステイさせたものの、英語の進歩がなかったことと、沖縄への航空券、学校に支払う金額など合計して1週間で約20万円かかったので、それならフィリピン留学の方がコストパフォーマンスが良さそうだと昨年から決めていました。どうもアイリンは、沖縄のこと日本だと思っていないようです。いつも海外旅行の回数に沖縄が入っているような・・・ 沖縄県民の方々、スミマセン
実際に「フィリピン留学」と検索すると、出るは、出るは・・・・。扱っている業者も多いし、フィリピンの英語学校の数の多いこと、多いこと。軽く30校を越えるぐらいあるようです。しかもほとんど韓国資本。韓国人はさすがですね。ビジネスにするのもあっという間です。ようやく最近になって日本資本の学校もできてきたようです。
フィリピンは小学生から公用語のフィリピノ語の授業以外は英語で学びます。学校教育を受けてきた人たちは、地元の言葉&フィリピノ語&英語のトリリンガルなのです。しかも物価が日本の1/3~1/4程度なので、ネイティブ講師とは難しい個人レッスンが安価な値段で受けられるのです。しかも、フィリピン人は概してフレンドリーだし人懐っこいので、外国人だからと妙な緊張でしゃべりにくくなることもありません。そこに目をつけたのが韓国人の起業家の方々なのでしょう。韓国では以前から英語熱の高まりを受けて、父親だけを残して母と子で海外留学も多くなってきています。欧米など英語圏に留学する前に、ある程度の実力をつける場所としても、フィリピン留学が流行しているようです。
娘も私もskypeでフィリピン人講師にお世話になっているので、フィリピン留学に迷いはありませんでした。skypeで週2回程度25分ずつのレッスンを受けて物足りない感じもあったので、どっぷりと2週間フィリピン生活に浸かって学習する経験をしたいと思っていました。
フィリピン留学は決めていたものの、正直、どの学校が良いのか、さっぱりわからん??? 状態でした。結局、いくつかの代理店さんに問い合せたり資料や見積りとったりしながら、親子留学の実績のある3校から選択することにしました。
CPILS
http://www.cpils.jp/
老舗の韓国資本の学校 生徒数500人規模の大規模校
日本の代理店は、CPILS専門の峰観光社ほか、数社
日本人留学生比率 20-30%(実際は40%ぐらいはいた気がする)
親子留学、子ども向け留学プログラムの実績多い。
場所はセブのダウンタウンまでタクシーで10分ぐらいなので、買い物に便利。
親子留学費用で、2週間滞在、一人あたり約10万円
別途、SSP、電気料金、テキスト等、2万円弱
※SSPはフィリピンの英語学校に通うための許可証だそうで、どの学校も一人6000ペソです。
※滞在が21日以上になるとビザの延長が必要になり、追加費用がかかります。
Cleverlearn
http://japan.cleverlearncebu.com/
2006年成立。学校定員130名の中規模校。
日本人留学生比率(40-50%)
マクタン島にあるので、リゾートエリアが近い。
韓国資本ではなく米国資本なので、国際色豊か。
食べ物も日本人の口に合うらしい。
門限なし、カップル同室OKなど規則がゆるいらしい。
幼児向けプログラム、8歳以上向けプログラムがある。
親子留学費用で、2週間滞在、一人あたり7~8万円前後
別途、SSP、電気料金、テキスト等、2万円弱
English Fella
http://www.englishfella.jp/course.html
学校定員:250名定員、豪華で華やかな印象。
4週間が基本らしい。代理店から4週間からと言われたのだが、
別の代理店は大丈夫なことを言っていたので超短期でもOKかも。
juniorコースが1:1だけで6時間だったので、娘にはきついかと思い検討からはずしたが、設備が整っていそうなこと、スパルタ式らしいので英語学習に集中するにはよいのかも。
費用は、子供1名102,000円(4週間の授業料)&78,000円(2人部屋4週間)&入学金 15,000円・滞在手配料 8,000円=203000円(1名4週間)
別途、SSP、電気料金、テキスト等、2万円弱
上記3校を代理店各社が出す見積もり、ネットの評判などで比べて、CPILSとCleverlearnと思い悩んだあげく、実績のある大規模校のCPILSにしました。理由は、Cleverlearnは自由すぎて寮が騒々しいのではないかと思ったことと、何かと慌ただしくて時間がとれず、航空券までとってくれるCPILS専門代理店の峰観光社におまかせしたくなったからでした。その代償として、Cleverlearnよりも7万ぐらい割高になってしまいました(痛)。
もし次回があるとすれば、Cleverlearn や English Fella も試してみたいと思います。
2.出発準備編
8月5日の日曜日に出発というのに事前準備をはじめたのは、8月3日。おんぼろスーツケースでは無理だと思い、急遽、amazonで軽量スーツケースを買ったのですが、8月4日にスーツケースが到着して詰め込み開始したところ、全く荷物が入らない。旅行社からの資料やネットの情報で寮にトイレットペーパーがないとかシャンプーなどがないとか、ベッドに薄いシーツみたいなものがあるだけで毛布がないとか、備えあれば憂いなしの方針で入れていたら簡単に容量オーバーしました。朝の食べ物の心配までしてカップラーメンやらシリアル類、洗濯用備品など詰め込んだら、私の小さな身体にはまったく不釣り合いな大型トランクと中型トランク、軽量のキャスター付きカバン、リュックサック、手持ちバッグとかなりつらい状況になってしまいました。
当日の朝、見かねた旦那が、リサイクルショップで大型スーツケースを買ってきて、出発30分前にようやくパッキング完了。パパ、ありがとう
セブのマクタン空港までフィリピン航空の直行便で4時間半。あっという間でした。これなら、小さな子供でも大丈夫ですね
セブについて空港で出国手続きの列に並んでいる間に私が空港のトイレを借り、その後、アイリンがトイレに行くことになりました。フィリピンでは、トイレットペーパーは水圧が弱いので便器の中に流してはいけないそうで、私も慣れない習慣に戸惑いながら無事完了。使用した紙は便器の横に置いてあるカゴに捨てます。アイリンにも紙を便器に入れないよう厳重注意して行かせました。ところがアイリンは出国審査が次だというのにいっこうにトイレから戻ってこない。これで列に並ぶのを諦めて待っていたところ、ようやくトイレから出てきました。
「日本人の女の子が紙をトイレに流しちゃって、トイレが詰まってそのトイレが使えなくなっちゃったんだよ。」
これで、トイレの洗礼はバッチリでした
急に長年染み付いた習慣を切り替えるのは大変ですね。結局アイリンは、そこは我慢して出国審査を終えてから初トイレを経験しました
空港を出るとお迎えのスタッフの日本人が待っていてくれたので、後は他のメンバーが集まったところでバスに乗って、滞在先の寮に向かいました。
寮について、夕食のカップラーメンを一人1個配給されました。韓国のカップラーメンでした。外に出て何か食べる気力もなかったので、カップラーメンはありがたかったです
私たちは学校内にある内部の寮を希望していたのですが、予約が遅かったからか(6月半ば)、外部寮への宿泊でした。外部寮から学校へは車で約10分。バスまたはバンが1時間に2本ぐらいのペースでクラススケジュールに合わせて運行されています。
宿泊先の様子はこんな感じ。レイアウトは部屋によってずいぶん変わっています。
送風機みたいなエアコンはありますが、冷蔵庫はなし。シリアルに牛乳かヨーグルトで十分朝食になったのに、残念無念
バスルームには、シャワーはあるけど、バスタブはありません。浴槽につかる習慣がないので、これは仕方ないですね。トイレットペーパーはとりあえず、最初の1個は設置してありました。部屋はやたらに棚が多いです。テレビはあります。台所はあるけど、コンロはありません。ベッドカバーと同じ柄のシーツみたいなものが一枚ペラっとベッドにかかっているだけでした。フィリピンは年間平均気温が25度ぐらいなので寒いことはないので、バスタオルでも持参するといいと思います。
水は、部屋の外の廊下にウォーターサーバーが設置してありました。フィリピンの水は飲むと日本人はお腹をこわしてしまうので、ウォーターサーバーは必需品です。
荷物の整理を終えて、とりあえず、明日に備えて暖かいシャワーを浴びようと思って、お湯を出そうとしたのですが、まるでお湯が出ず、結局、アイリンと2人で水浴びしました。そんなに冷たい水ではないのでギリギリ我慢できましたが、初っぱなから、なとなく嫌な予感が・・・・・。
続きは、長くなるので次回にしますね。
長文、お読みいただき、ありがとうございました
既に帰国して2週間以上が経過してしまいましたが、覚えている限り記録してみたいと思います。フィリピン留学は知る人ぞ知るブームになってきてますので、ご興味のある方は参考にしてくださいね。とはいえ、あくまでも私個人の経験というか感想ですので、そこのところご留意くださいませ
帰ってきてからすぐに英語教室のレッスンがはじまり、アイリンの自由研究課題のフィリピン研究に付き合い(私主導になってしまったので、私の自由研究のようでした!)、それもようやく終わって、なんとか旅行記録を書く状態になりました。
1.フィリピン親子留学の決意まで・・・
アイリンが3歳のときにアメリカ親子留学して以来、まったく海外に行っていなかったので今年こそはと、「チープな親子留学」をコンセプトに計画しました。
去年沖縄にアイリンだけアメリカ人家庭に一週間ステイさせたものの、英語の進歩がなかったことと、沖縄への航空券、学校に支払う金額など合計して1週間で約20万円かかったので、それならフィリピン留学の方がコストパフォーマンスが良さそうだと昨年から決めていました。どうもアイリンは、沖縄のこと日本だと思っていないようです。いつも海外旅行の回数に沖縄が入っているような・・・ 沖縄県民の方々、スミマセン
実際に「フィリピン留学」と検索すると、出るは、出るは・・・・。扱っている業者も多いし、フィリピンの英語学校の数の多いこと、多いこと。軽く30校を越えるぐらいあるようです。しかもほとんど韓国資本。韓国人はさすがですね。ビジネスにするのもあっという間です。ようやく最近になって日本資本の学校もできてきたようです。
フィリピンは小学生から公用語のフィリピノ語の授業以外は英語で学びます。学校教育を受けてきた人たちは、地元の言葉&フィリピノ語&英語のトリリンガルなのです。しかも物価が日本の1/3~1/4程度なので、ネイティブ講師とは難しい個人レッスンが安価な値段で受けられるのです。しかも、フィリピン人は概してフレンドリーだし人懐っこいので、外国人だからと妙な緊張でしゃべりにくくなることもありません。そこに目をつけたのが韓国人の起業家の方々なのでしょう。韓国では以前から英語熱の高まりを受けて、父親だけを残して母と子で海外留学も多くなってきています。欧米など英語圏に留学する前に、ある程度の実力をつける場所としても、フィリピン留学が流行しているようです。
娘も私もskypeでフィリピン人講師にお世話になっているので、フィリピン留学に迷いはありませんでした。skypeで週2回程度25分ずつのレッスンを受けて物足りない感じもあったので、どっぷりと2週間フィリピン生活に浸かって学習する経験をしたいと思っていました。
フィリピン留学は決めていたものの、正直、どの学校が良いのか、さっぱりわからん??? 状態でした。結局、いくつかの代理店さんに問い合せたり資料や見積りとったりしながら、親子留学の実績のある3校から選択することにしました。
CPILS
http://www.cpils.jp/
老舗の韓国資本の学校 生徒数500人規模の大規模校
日本の代理店は、CPILS専門の峰観光社ほか、数社
日本人留学生比率 20-30%(実際は40%ぐらいはいた気がする)
親子留学、子ども向け留学プログラムの実績多い。
場所はセブのダウンタウンまでタクシーで10分ぐらいなので、買い物に便利。
親子留学費用で、2週間滞在、一人あたり約10万円
別途、SSP、電気料金、テキスト等、2万円弱
※SSPはフィリピンの英語学校に通うための許可証だそうで、どの学校も一人6000ペソです。
※滞在が21日以上になるとビザの延長が必要になり、追加費用がかかります。
Cleverlearn
http://japan.cleverlearncebu.com/
2006年成立。学校定員130名の中規模校。
日本人留学生比率(40-50%)
マクタン島にあるので、リゾートエリアが近い。
韓国資本ではなく米国資本なので、国際色豊か。
食べ物も日本人の口に合うらしい。
門限なし、カップル同室OKなど規則がゆるいらしい。
幼児向けプログラム、8歳以上向けプログラムがある。
親子留学費用で、2週間滞在、一人あたり7~8万円前後
別途、SSP、電気料金、テキスト等、2万円弱
English Fella
http://www.englishfella.jp/course.html
学校定員:250名定員、豪華で華やかな印象。
4週間が基本らしい。代理店から4週間からと言われたのだが、
別の代理店は大丈夫なことを言っていたので超短期でもOKかも。
juniorコースが1:1だけで6時間だったので、娘にはきついかと思い検討からはずしたが、設備が整っていそうなこと、スパルタ式らしいので英語学習に集中するにはよいのかも。
費用は、子供1名102,000円(4週間の授業料)&78,000円(2人部屋4週間)&入学金 15,000円・滞在手配料 8,000円=203000円(1名4週間)
別途、SSP、電気料金、テキスト等、2万円弱
上記3校を代理店各社が出す見積もり、ネットの評判などで比べて、CPILSとCleverlearnと思い悩んだあげく、実績のある大規模校のCPILSにしました。理由は、Cleverlearnは自由すぎて寮が騒々しいのではないかと思ったことと、何かと慌ただしくて時間がとれず、航空券までとってくれるCPILS専門代理店の峰観光社におまかせしたくなったからでした。その代償として、Cleverlearnよりも7万ぐらい割高になってしまいました(痛)。
もし次回があるとすれば、Cleverlearn や English Fella も試してみたいと思います。
2.出発準備編
8月5日の日曜日に出発というのに事前準備をはじめたのは、8月3日。おんぼろスーツケースでは無理だと思い、急遽、amazonで軽量スーツケースを買ったのですが、8月4日にスーツケースが到着して詰め込み開始したところ、全く荷物が入らない。旅行社からの資料やネットの情報で寮にトイレットペーパーがないとかシャンプーなどがないとか、ベッドに薄いシーツみたいなものがあるだけで毛布がないとか、備えあれば憂いなしの方針で入れていたら簡単に容量オーバーしました。朝の食べ物の心配までしてカップラーメンやらシリアル類、洗濯用備品など詰め込んだら、私の小さな身体にはまったく不釣り合いな大型トランクと中型トランク、軽量のキャスター付きカバン、リュックサック、手持ちバッグとかなりつらい状況になってしまいました。
当日の朝、見かねた旦那が、リサイクルショップで大型スーツケースを買ってきて、出発30分前にようやくパッキング完了。パパ、ありがとう
セブのマクタン空港までフィリピン航空の直行便で4時間半。あっという間でした。これなら、小さな子供でも大丈夫ですね
セブについて空港で出国手続きの列に並んでいる間に私が空港のトイレを借り、その後、アイリンがトイレに行くことになりました。フィリピンでは、トイレットペーパーは水圧が弱いので便器の中に流してはいけないそうで、私も慣れない習慣に戸惑いながら無事完了。使用した紙は便器の横に置いてあるカゴに捨てます。アイリンにも紙を便器に入れないよう厳重注意して行かせました。ところがアイリンは出国審査が次だというのにいっこうにトイレから戻ってこない。これで列に並ぶのを諦めて待っていたところ、ようやくトイレから出てきました。
「日本人の女の子が紙をトイレに流しちゃって、トイレが詰まってそのトイレが使えなくなっちゃったんだよ。」
これで、トイレの洗礼はバッチリでした
急に長年染み付いた習慣を切り替えるのは大変ですね。結局アイリンは、そこは我慢して出国審査を終えてから初トイレを経験しました
空港を出るとお迎えのスタッフの日本人が待っていてくれたので、後は他のメンバーが集まったところでバスに乗って、滞在先の寮に向かいました。
寮について、夕食のカップラーメンを一人1個配給されました。韓国のカップラーメンでした。外に出て何か食べる気力もなかったので、カップラーメンはありがたかったです
私たちは学校内にある内部の寮を希望していたのですが、予約が遅かったからか(6月半ば)、外部寮への宿泊でした。外部寮から学校へは車で約10分。バスまたはバンが1時間に2本ぐらいのペースでクラススケジュールに合わせて運行されています。
宿泊先の様子はこんな感じ。レイアウトは部屋によってずいぶん変わっています。
送風機みたいなエアコンはありますが、冷蔵庫はなし。シリアルに牛乳かヨーグルトで十分朝食になったのに、残念無念
バスルームには、シャワーはあるけど、バスタブはありません。浴槽につかる習慣がないので、これは仕方ないですね。トイレットペーパーはとりあえず、最初の1個は設置してありました。部屋はやたらに棚が多いです。テレビはあります。台所はあるけど、コンロはありません。ベッドカバーと同じ柄のシーツみたいなものが一枚ペラっとベッドにかかっているだけでした。フィリピンは年間平均気温が25度ぐらいなので寒いことはないので、バスタオルでも持参するといいと思います。
水は、部屋の外の廊下にウォーターサーバーが設置してありました。フィリピンの水は飲むと日本人はお腹をこわしてしまうので、ウォーターサーバーは必需品です。
荷物の整理を終えて、とりあえず、明日に備えて暖かいシャワーを浴びようと思って、お湯を出そうとしたのですが、まるでお湯が出ず、結局、アイリンと2人で水浴びしました。そんなに冷たい水ではないのでギリギリ我慢できましたが、初っぱなから、なとなく嫌な予感が・・・・・。
続きは、長くなるので次回にしますね。
長文、お読みいただき、ありがとうございました